2020年06月04日
関節がポキポキ鳴るのはだいじょうぶなの?
こんばんは!
今回は関節がポキポキと鳴る理由についてまとめました。
突然ですが
日頃から、関節がポキポキと鳴ることはありませんか?
これは関節の中で骨がズレたわけでも、筋肉がおかしくなったわけでもありません。
スッキリ感を感じたくてわざと鳴らす人もいますね。
では、なぜ関節が鳴るのか?一体、体の中で何が起きているのでしょうか。
1.関節がポキポキと鳴る理由
2.関節が鳴ると体はどうなる?
3.関節が鳴らない方法とは?
なぜ鳴ってしまうのか。そのメカニズムについて説明致します。
1.関節がポキポキと鳴る理由
結論から言うと、この現象は関節の中で気泡が弾けたときに関係します。
体を動かすと、関節液(関節の滑りをよくするもの)で満たされた内部の圧力が急速に変化し、液体が気化して気泡が発生します。
例であげれば、船のスクリューです。

水中でスクリューを急速に回転した時に“泡”が発生しているのが分かりますね。
水中には空気が無いにも関わらず、このような沢山の泡が発生するのは
急速に回転したスクリューによって水中の流れが変わり、圧力が下がることで液体が気化するためです。
関節内にある気泡は弾けて減っていきますので、やがてポキポキと音が鳴らなくなります。
しかし、時間が経つとまた気泡が発生するため、再び動き始めの際にポキポキと音が鳴るのです。
2.関節が鳴ると体はどうなる?
関節内で発生する気泡は船のスクリューに比べて非常に小さいものです。
また簡単に関節が破壊されるものではありません。
しかし、繰り返し気泡が弾け続けることになれば、やがては関節面を虫食い状に損傷させるだけのダメージが溜まります。
内部から発生するダメージに対して、関節面は無防備にダメージを蓄積します。
しかし、ヒトの体には修復力があります。
繰り返された結果として、スクリューのように破壊されることはそうそうありません。
ですが、傷ついた組織(関節軟骨など)の修復と損傷を何回も繰り返し、やがて修復が追い付かなくなると関節が変形していきます。
ケガした傷口の治りが悪いと傷痕になるように、関節軟骨の擦り減りや関節そのものの変形はこうして進んでしまう可能性が高くなります。
3.関節が鳴らない方法とは?
前述したように、関節がポキポキと鳴る原因は急な陰圧によるものです。
特に日常生活において多いのが急に伸ばしたり、捻り動作といった引っぱり系の動きです。
肘や肩でいえば荷物を持つ動作
ヒザや股関節でいえば足組みや床座り
こういった動きにならないよう注意するだけでも対策になります。
また関節を鳴らすのが習慣になっている方は特に要注意です。
首や腰など、鳴らさないとスッキリしないということで半ば癖になっている方は大変多いです。
これは意識して鳴らさないように注意するだけで大半の方は改善されます。
案外、関節を鳴らさなくても過ごせるものですから、ぜひ意識的に鳴らさないようにしていきましょう。
それでも動き始めや何気ない動きでポキポキと鳴る方には関節を強くすることが必要となります。
関節を強くすために必要なのは『荷重』です。
下半身や首、腰といった体幹に対しては、生理歩行が自然で最良の荷重となります。
生理歩行とは、歩くための歩行です。
手荷物を持たず、歩きやすい服や靴にしてなるべく平坦な道を歩く。
始めは無理のないペースで、姿勢よく歩くことが大切です。
繰り返し歩き続けていくと
足腰や背骨にしなやかな関節の強さが取り戻されていきます。やがては簡単に関節がポキポキと鳴ることは無くなりますね。
生理歩行でポキポキ鳴ってしまう不安定な関節を良くしましょう!
長文」失礼しました!
今回は関節がポキポキと鳴る理由についてまとめました。
突然ですが
日頃から、関節がポキポキと鳴ることはありませんか?
これは関節の中で骨がズレたわけでも、筋肉がおかしくなったわけでもありません。
スッキリ感を感じたくてわざと鳴らす人もいますね。
では、なぜ関節が鳴るのか?一体、体の中で何が起きているのでしょうか。
1.関節がポキポキと鳴る理由
2.関節が鳴ると体はどうなる?
3.関節が鳴らない方法とは?
なぜ鳴ってしまうのか。そのメカニズムについて説明致します。
1.関節がポキポキと鳴る理由
結論から言うと、この現象は関節の中で気泡が弾けたときに関係します。
体を動かすと、関節液(関節の滑りをよくするもの)で満たされた内部の圧力が急速に変化し、液体が気化して気泡が発生します。
例であげれば、船のスクリューです。

水中でスクリューを急速に回転した時に“泡”が発生しているのが分かりますね。
水中には空気が無いにも関わらず、このような沢山の泡が発生するのは
急速に回転したスクリューによって水中の流れが変わり、圧力が下がることで液体が気化するためです。
関節内にある気泡は弾けて減っていきますので、やがてポキポキと音が鳴らなくなります。
しかし、時間が経つとまた気泡が発生するため、再び動き始めの際にポキポキと音が鳴るのです。
2.関節が鳴ると体はどうなる?
関節内で発生する気泡は船のスクリューに比べて非常に小さいものです。
また簡単に関節が破壊されるものではありません。
しかし、繰り返し気泡が弾け続けることになれば、やがては関節面を虫食い状に損傷させるだけのダメージが溜まります。
内部から発生するダメージに対して、関節面は無防備にダメージを蓄積します。
しかし、ヒトの体には修復力があります。
繰り返された結果として、スクリューのように破壊されることはそうそうありません。
ですが、傷ついた組織(関節軟骨など)の修復と損傷を何回も繰り返し、やがて修復が追い付かなくなると関節が変形していきます。
ケガした傷口の治りが悪いと傷痕になるように、関節軟骨の擦り減りや関節そのものの変形はこうして進んでしまう可能性が高くなります。
3.関節が鳴らない方法とは?
前述したように、関節がポキポキと鳴る原因は急な陰圧によるものです。
特に日常生活において多いのが急に伸ばしたり、捻り動作といった引っぱり系の動きです。
肘や肩でいえば荷物を持つ動作
ヒザや股関節でいえば足組みや床座り
こういった動きにならないよう注意するだけでも対策になります。
また関節を鳴らすのが習慣になっている方は特に要注意です。
首や腰など、鳴らさないとスッキリしないということで半ば癖になっている方は大変多いです。
これは意識して鳴らさないように注意するだけで大半の方は改善されます。
案外、関節を鳴らさなくても過ごせるものですから、ぜひ意識的に鳴らさないようにしていきましょう。
それでも動き始めや何気ない動きでポキポキと鳴る方には関節を強くすることが必要となります。
関節を強くすために必要なのは『荷重』です。
下半身や首、腰といった体幹に対しては、生理歩行が自然で最良の荷重となります。
生理歩行とは、歩くための歩行です。
手荷物を持たず、歩きやすい服や靴にしてなるべく平坦な道を歩く。
始めは無理のないペースで、姿勢よく歩くことが大切です。
繰り返し歩き続けていくと
足腰や背骨にしなやかな関節の強さが取り戻されていきます。やがては簡単に関節がポキポキと鳴ることは無くなりますね。
生理歩行でポキポキ鳴ってしまう不安定な関節を良くしましょう!
長文」失礼しました!
Posted by 江崎整骨院 at
20:55
│Comments(0)